先日、腰痛の原因になるおそれがあるとして、腹筋の「上体起こし」を推奨しない声が上がっているという話題を紹介しました。
古典的な上体起こしの代わりとしては、前回話した通り、脊柱や骨盤を完全に起こし切らずに腹筋を鍛えるカールアップが腰に無理な負担をかけずに代用できる方法だと言えます。カールアップは仰向けになって腹筋に負荷を鍛える方法ですが、もうひとつ手軽にできる腹筋トレーニングとして、一般的な体幹トレとしてもお馴染みのプランクが推奨できます。
最もポピュラーな体幹トレーニングのプランクは、インナーマッスルである腹横筋をはじめ、お腹を割る筋肉である腹直筋、大胸筋や脊柱起立筋や大殿筋にも負荷がかかり、身体の広範囲の筋肉にバランスよく負荷をかけることができるトレーニングだと言えます。
プランクも特に道具もいらず、準備するものといえば、肘の下に敷くタオルぐらいで、気軽に取り組みやすいメニューです。
簡易的なトレーニングであるプランクも、やはり正しくやることが最重要です。骨盤が上に行き過ぎたり、下に下がり過ぎたりせず、なるべく体を真っ直ぐの直線上に維持してそのままキープしましょう。体がまっすぐに保てていないと、腰に余計な負荷がかかり、腰痛のきっかけにもなりかねません。慣れるまでは体のラインを誰かに確認してもらうか、鏡などに映して姿勢をチェックしながら取り組むようにしてください。崩れた格好で長くやるよりも、短くていいので正しい姿勢で行うということを念頭にいれましょう。
しつこい腰痛に長い間悩まされているという場合は、当院オリジナルの足圧の施術を一度お試しいただくことをおススメします。筋力を鍛えるにしても、最低限トレーニングの負荷に耐えられるだけの体のコンディションを整えなくては、どんなトレーニング法を試しても、結局は体を痛めるだけに終わってしまいます。筋力トレーニングに自分の体が耐えられるかどうが不安な方は、まずご自身の体のケアを優先して行うことが望ましいです。
東京目黒
足圧の本家本元
足圧宗家
TEL:0120-662-588
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