2017.12.25 08:09背骨の歪みの影響背骨の歪みは必ずしも瞬間的な衝撃で生まれるわけではなく、足組み、片ひじをつく癖、重心をどちらかに乗せる習慣などにより、長い歳月をかけて進行します。そのため、歪みの自覚症状がなくても、それが体の不調の隠れた原因となっている場合があります。 背骨の各々の椎骨は鎖のようにつながっているため、部分的な歪みであっても、脊柱全体に波及的に 影響が広がります。それぞれの椎骨は、椎間関節を形成していて、これらが自由に動くことで、私達の日々の運動を支えています。しかし、事故などの衝撃や、慢性的な脊柱周辺の筋緊張により、椎間関節にずれが生じてしまいます。こうなると、椎骨の位置が本来の位置に戻らず、歪んだ状態で定着してしまうのです。背骨の内側には、(脊髄)中枢神経が通ってお...